江川文庫企画展
江川酒の製法書発見
令和3年1月21日(木)~5月18日(火)
江川家は保元の乱(1156年)に平家に敗れ、現在の奈良県五條市から転住してきました。その時、酒の製法も持って来たといわれています。
江川家の屋敷の中に韮山城を築いた北条早雲が「江川酒」と命名し、全国の戦国大名への進物に使ったため、江川酒は全国に知られるようになりました。
織田信長も豊臣秀吉も徳川家康にも飲んでもらいました。
江川家の家紋「井桁に菊」は家康が韮山へ鷹狩りに来た時に献上し、称美して、咲いていた野菊を摘んで家紋するよう伝えました。そのため、現在でも井桁に菊の家紋を江川家では使用しています。
元禄11年(1698)以降、醸造が途絶えていましたが、製法書が発見され、現在、復元プロジェクトが動き始めました。蔵出しをご期待下さい。
江川英龍公を広める会の皆さまにはできましたら報告させていただきます。
江川酒復元について様々な取材を受けましたので、1か月展示期間を延長します。